彼女の歩みを振り返る上で、2000年代半ばから2010年代にかけて残した偉大な業績を外すことはできない。ドラマ『野ブタ。をプロデュース』でヒロインを演じ、一躍全国区のスターへと駆け上がった。不器用ながらも懸命に生きる少女の姿は、多くの視聴者の心を揺さぶった。
その後もフジテレビ制作の学園コメディ『花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス〜』で男装のヒロインをコミカルかつ魅力的に演じ、社会現象とも言える大ヒットを記録。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでは、昭和の東京で力強く生きる上京集団就職の少女を見事に演じ切り、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、確かな演技力を証明した。切ないヒューマンドラマからポップなコメディまで幅広く演じ分け、名実ともに日本の芸能界の頂点に君臨していたのだった。