夜中のこむら返りに効く漢方の真実|芍薬甘草湯の即効性と正しい飲み方

夜中のこむら返りに効く漢方の真実|芍薬甘草湯の即効性と正しい飲み方

夜中のこむら返りに効く漢方の真実|芍薬甘草湯の即効性と正しい飲み方の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

「こむら返り」の「こむら(腓)」とはふくらはぎを指します。医学的には「有痛性筋痙攣」と呼ばれ、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)が過剰に収縮し、自力で弛緩できなくなった状態を指します。

筋肉の収縮と弛緩のバランスをコントロールしているのは、筋肉内にある「筋紡錘(きんぼうすい)」と腱にある「腱紡錘(けんぼうすい)」というセンサーです。通常、筋肉が縮みすぎると腱紡錘がブレーキをかけますが、就寝中は足首が下を向いて筋肉が緩みやすく、センサーの感度が著しく低下します。この無防備な状態に、いくつかの引き金が重なることで激痛発作が引き起こされます。

最大の引き金となるのが、足がつる原因としてのミネラル不足と脱水です。神経伝達や筋肉の収縮には、カルシウム、カリウム、そして筋肉の弛緩を促すマグネシウムのバランスが不可欠です。就寝中はコップ1〜2杯分の汗をかくため体内の水分と電解質が失われやすく、さらにエアコンや冷気で血流が悪化すると、筋肉への酸素供給が滞り痙攣の引き金となります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。