無所属での苦しい戦いを経て、自由民主党の前面支援や地元組織の総力を挙げた推薦を受ける萩生田光一氏は、徹底した草の根ドブ板選挙を展開する。自民党政調会長や経済産業相を歴任した実績と政策遂行能力を強調し、地元の経済振興や交通インフラの再整備を主要公約に掲げる。
「八王子の声、八王子の明日を国政に届けるのは誰か」——街頭に立つ萩生田氏の口調には並々ならぬ凄みが宿る。しかし、政治資金問題を巡る逆風は根強く、伝統的な保守層の中にも冷ややかな視線を送る者が少なくない。党幹部の応援を背景に、強固な地元後援会組織をどこまでフル回転させられるかが生存線となる。