競馬界におけるシャンドフルールは、父キズナ、母スイートスフレ(母父フレンチデピュティ)という極めて現代的でスピード性能に優れた血統構成を持ち、名門ノーザンファームで生産されました。一口馬主クラブであるサンデーレーシングにて総額1,800万円(1口45万円)で募集され、栗東の松永幹夫厩舎からデビューを果たした期待馬です。
現役時代の競走馬シャンドフルールの通算成績は10戦2勝。特筆すべきは、2019年10月の京都競馬場・芝1400mで見せた新馬戦の勝ちっぷりでした。名手・武豊騎手を背に、好スタートから先頭を奪うとそのまま影をも踏ませぬ逃げ切り勝ちを収め、単勝1.5倍の圧倒的支持に応えました。
続く白菊賞でも1番人気に推され、翌年の3歳春には桜花賞トライアルであるフィリーズレビュー(G2)に出走するなど、牝馬クラシック戦線の前哨戦で存在感を発揮。芝の短距離からマイル、さらにはダートコースまで果敢に挑戦し、約2,657万円の賞金を獲得しました。惜しくも重賞制覇には届かなかったものの、先行力と確かなダッシュ力は競馬ファンに強い印象を残しました。