ネット上の掲示板やSNSでは、極端な治安不安や教育水準に対する偏った情報が散見されます。「ジャカルタの日本人学校に通うと英語が全く身につかない」「チカランとジャカルタで教育格差がある」といった言説は、実態を正確に捉えていません。
まず、インドネシア国内の在外教育施設全体を概観すると、インドネシア日本人学校 一覧として以下の4校が文部科学省認可の全日制学校として稼働しています。
- ジャカルタ日本人学校(JJS):南タンゲラン市。幼稚部・小学部・中学部。最大規模艦隊校。
- チカラン日本人学校(CJS):西ジャワ州チカラン。小学部・中学部。東部工業地帯の拠点。
- スラバヤ日本人学校(SJS):東ジャワ州スラバヤ。東部地域の日系企業駐在員子弟を支える歴史校。
- バンドン日本人学校(BJS):西ジャワ州バンドン。高原都市に位置するアットホームな少人数校。
ネット上の一部で見られる「JJSは日本語だけのガラパゴス環境」という批判は誤解です。JJSでは学年別・習熟度別の手厚い英会話レッスンや現地校との定期的な文化交流プログラムが組み込まれており、本人の意欲次第で十分な異文化体験が可能です。また、チカラン校(CJS)との格差を懸念する声に対しても、両校ともに文部科学省から同水準の専任教員が派遣されており、施設設備の真新しさや少人数による個別最適化指導の面では、むしろチカラン校を高く評価する教育関係者も少なくありません。