和三盆とは?普通の砂糖との決定的な違いや高級な理由を徹底解説

和三盆とは?普通の砂糖との決定的な違いや高級な理由を徹底解説

和三盆とは?普通の砂糖との決定的な違いや高級な理由を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

スーパーで購入できる上白糖が1kgあたり200円〜300円前後であるのに対し、本物の和三盆糖は1kgあたり3,000円〜5,000円以上と、約10倍から15倍もの価格差が生じます。この圧倒的な価格差を生む背景には、原料の希少性と途方もない手間暇があります。

和三盆の原料となるのは、沖縄などで栽培される一般的なサトウキビとは異なる「竹糖(ちくとう/細黍)」と呼ばれる在来品種です。背丈が低く茎も細いため台風に強い反面、機械収穫が難しく、搾れる糖汁の量が極めて少ないという特徴を持ちます。さらに、収穫した汁を煮詰めて「白下糖(しろしたとう)」を作り、そこから手作業で「研ぎ(糖蜜抜き)」と圧搾を繰り返すため、最終的な製品になる歩留まりはサトウキビ全体のわずか数パーセントに過ぎません。

比較項目阿波和三盆糖(徳島県)讃岐和三盆糖(香川県)一般的な上白糖主原料・品種在来種「竹糖」(徳島県産)在来種「竹糖」(香川県産)輸入サトウキビ・甜菜(テンサイ)主たる製造地域徳島市、板野郡、上板町など東かがわ市、さぬき市など全国の大規模精糖工場製法の特徴「研ぎ」と「押し船」を5回程度反復伝統の「研ぎ」を重ねる精緻な分蜜遠心分離機による完全自動精製風味・口あたり芳醇なコクと滑らかな舌触り非常にキレが良く繊細な甘みストレートで強い甘味、水分多め100g換算相場約400円〜600円約400円〜600円約25円〜35円
加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。