芸能人がSNSで闘病生活を発信することには大きなメリットがある一方で、懸念されるリスクも存在する。特にネット上に蔓延する科学的根拠のない「怪しい民間療法」や「標準治療否定論」への誘導だ。
焦りや不安を抱える患者やその家族は、藁にもすがる思いで非科学的な情報に飛びついてしまうことがある。そのため、発信者である芸能人側も、主治医としっかり連携し、エビデンスに基づいた標準治療の重要性を併せて伝える姿勢が求められている。視聴者側にも、感動的なストーリーと客観的な医療データを冷静に区別するヘルスリテラシーが不可欠となっている。