インターネット空間には、利用者の罪悪感を麻痺させるための悪質な欺瞞や誤解が蔓延しています。代表的な俗説の裏に隠された真実を整理しておきます。
最も蔓延している誤解が、「海外サーバーにあるサイトだから日本の警察は手を出せない」という言説です。しかし、警察庁および国際刑事警察機構(ICPO)の連携は急速に深化しており、ドメイン差し押さえやサーバー押収、運営者の身柄拘束は日常的に行われています。サーバーログが押収されれば、日本国内からの接続履歴やダウンロード履歴はすべて捜査機関の手に渡ることになります。
また、「ストリーミングでブラウザ閲覧するだけならダウンロードではないから完全に合法である」という主張も危険な盲点です。ブラウザ上で閲覧する際にも、端末内の一時フォルダにはキャッシュデータとしてコンテンツが保存されます。著作権法の解釈やサイバーセキュリティ上の脆弱性攻撃の観点から見れば、端末が不正なコードを実行させられている事実に変わりはなく、安全保障上は何の免責にもなりません。