メジャーリーグベースボール(MLB)の舞台に挑んで以来、彼が積み重ねてきた通算本塁打数はすでに伝説的な領域へと突入している。アジア出身打者としての最多本塁打記録を軽々と塗り替えた過去の功績は通過点に過ぎず、いまや大リーグ150年の歴史に名を刻むレジェンドたちと肩を並べつつある。
NPB(日本プロ野球)時代の通算48本塁打からスタートし、渡米後はエンゼルスでの数々の量産シーズンを経てドジャースへと移籍。北米のファンやメディアが「歴史上最も完成された打者」と称賛を惜しまない理由は、その通算ペースの速さにある。ベーブ・ルースやハンク・アーロンといった殿堂入りスラッガーたちが築いた歴史的マイルストーンに対し、大谷は前例のないスピード感で接近している。
専門家の間では、今季中に達成が期待される通算300本塁打の大台突破はもちろん、その先にある歴史的偉業へのカウントダウンがすでに大きなトピックとして議論されている。一振りがそのまま野球史の1ページを塗り替える瞬間に、世界中の野球ファンが立ち会っているのだ。