2017年大晦日、惜しまれつつ迎えたグランドフィナーレ。発表当時、世間には大きな衝撃が走った。表向きには経営環境の変化や契約満了と説明されたが、その深層には土地所有者である日本製鉄側との定期借地権契約の更新条件、インフラ維持にかかる巨額の更新費用、そしてレジャー需要の多様化という三重苦が存在していた。
閉園後、最大の関心事となったのが「スペースシャトル・ディスカバリー号レプリカ」の処遇だ。全高約45メートルのシンボルを保存しようと、民間による買い取りやクラウドファンディングの動きも模索された。だが、移設や耐震補強にかかるコストは十数億円規模に達し、最終的に解体の憂き目を見る。一方で、「タイタンMAX」や一部の人気遊具は国内外の施設へと売却・再利用され、その遺伝子は形を変えて各地の空の下で生き続けている。