「東京のテレビで見ない=芸能界から消えた」と捉えるのは、首都圏中心のメディア消費が生み出す典型的な認知バイアスです。山口智充の活動実態を語る上で絶対に外せないのが、東海テレビで放送されている冠番組『ぐっさん家〜THE GOODSUN HOUSE〜』の存在です。
2003年4月にスタートした同番組は、東海エリアで絶大な支持を集め続け、放送開始から20年を超える超長寿番組へと成長しました。名古屋市内にアパートの一室を借り、愛車で東海地方の名所や人々と触れ合うロケ形式の番組は、驚異的な地域密着度を誇り、世代を超えて愛されています。
東京キー局の激しい改編競争に巻き込まれることなく、1つの地域で圧倒的なロイヤルティを獲得している事実は、タレントの生存戦略として極めて合理的です。全国ネットの単発出演に追われるよりも、愛着のある冠番組を大切に育てるライフスタイルを山口智充自身が能動的に選択しています。