2024年4月から始まった伊勢ヶ濱部屋での生活において、宮城野親方は「一人の部屋付き親方」として、一から相撲指導と部屋運営を学び直す立場となりました。元横綱としてのプライドを捨て、土俵下での指導補佐や巡業での裏方業務に従事する姿が関係者によって伝えられています。
2026年現在、転籍した弟子たち(伯桜鵬ら)は伊勢ヶ濱部屋の厳しい稽古環境の中で着実に実力を磨き、関取衆として土俵を沸かせています。宮城野親方自身も、協会の審判部や巡業運営などの職務を誠実にこなすことで、協会首脳陣からの信頼を少しずつ回復させつつあります。
特に注目されているのが、宮城野部屋の再興(師匠への復帰)がいつ認められるかという点です。相撲協会側は「師匠としての適性、コンプライアンス意識の徹底、一門内での指導体制の確立」を再興の条件として挙げており、浅香山親方(元大関・魁皇)ら一門幹部による定期的な査定と指導が継続されています。