事前の計画がいかに完璧であっても、数万人規模の群集が動く現場では想定外のトラブルが頻発します。SNSや大手レビューサイト、現地コミュニティに寄せられた実際の利用者の証言を分析すると、デジタル化された万博ならではの落とし穴が浮き彫りになってきます。
「夢洲駅の改札を出てから会場ゲートをくぐるまでに、想像以上の距離と階段があり足が棒になった」(30代会社員・家族連れ)
「帰りの直行バスを予約していたが、会場内が広大すぎて西ゲートのバス乗り場まで辿り着くのに時間がかかり、指定便に乗り遅れてしまった。払い戻しも効かず結局満員の中央線に並ぶ羽目に」(40代女性)
「パーク&ライドの駐車場自体はスムーズだったが、帰りの舞洲駐車場出口で本線合流に長蛇の列ができ、高速道路に乗るまでに1時間以上拘束された」(50代男性・マイカー利用)
これらの生の声から読み取れるのは、「夢洲島内のスケール感を甘く見てはいけない」という冷徹な現実です。夢洲駅やバスターミナルから各パビリオンまでは平気で1キロ前後の徒歩移動が発生します。移動時間を計算する際は、電車の乗車時間やバスの走行時間だけでなく、「降車してからゲートを通過するまでの時間(最低20分)」および「パビリオンから乗り場へ戻る移動時間(最低30分)」をあらかじめバッファとして組み込んでおくことが鉄則です。