へそピアスの安定には、適切なピアスの選択と正しいホームケアが不可欠です。従来の「毎日消毒液を吹きかける」という方法は、再生中のデリケートな上皮細胞まで破壊して治癒を遅らせるため、現在の医療現場では推奨されていません。
基本のお手入れは、入浴時に低刺激の泡立てた石鹸(ボディソープ)をピアスの周りに乗せ、泡の力で皮脂や垢を浮かせてからぬるま湯のシャワーで念入りに洗い流すだけで十分です。洗浄後は水分を放置せず、清潔なティッシュや綿棒で水分をやさしく拭き取り、乾燥した状態を保ちます。
また、使用する医療用ファーストピアスの形状は、へそのくぼみにフィットするカーブを描いた「バナナバーベル(カーブドバーベル)」一択です。ホール完成前の腫れを想定し、シャフト(軸)の長さに2〜3mm程度のゆとりを持たせた14G(軸の太さ約1.6mm)のチタンまたはサージカルステンレス製を選択することが、トラブルを防ぐ最大のポイントです。