大阪市東住吉区矢田に校舎を構える大阪府立東住吉支援学校は、主に肢体不自由の児童・生徒を対象とした公立特別支援学校です。校内は完全バリアフリー化が徹底されており、昇降機やリフト付きプール、スロープの配置など、車椅子利用者がストレスなく学べるハードウェアが整っています。
教育課程は、基礎学力の定着を図る一般的な学習指導要領に準ずるグループから、身体の動きやコミュニケーション能力の向上を主目的とする自立活動中心のグループまで、障害の重度・重複化に対応した複線型の編成が組まれています。特に理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)といった外部専門家との緊密な連携体制は、地域の通常校の支援学級にはない大きな強みです。
気になる費用面ですが、公立特別支援学校であるため授業料は無償です。さらに、世帯の所得状況に応じて学用品費、給食費、通学交通費などが補助される特別支援教育就学奨励費の制度が手厚く適用されます。実質的な家計負担を大幅に抑えながら専門的な教育を受けられる点は、多くの保護者にとって安心材料となっています。