ファンの間では「魘夢は生前から狂っていたのか?」という疑問が多く持たれています。公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』で明かされた魘夢の人間時代の過去は、まさにその疑念を裏付けるものでした。
魘夢は人間の頃から夢と現実の区別がつかない異常者であり、幼少期から催眠療法を悪用して病気の人々に偽りの健康を信じ込ませ、後に病状が悪化して絶望する姿を見て愉悦に浸るという悪行を重ねていました。医師でもないのに催眠術で人心を弄んでいたところ、無惨に見出されて鬼化させられたのです。
哀しい過去や同情の余地が一切存在しない生粋のサイコパスであった点こそ、読者や視聴者に「救いようのない悪」としての強烈なインパクトを残した理由といえます。