スマッシュの歴史を語る上で欠かせないのが、開発元であるぺんてる株式会社の名作「グラフ1000」の存在だ。プロ仕様の製図用筆記具として誕生したグラフ1000の内部機構をベースに、一般向けとしてタフに使えるシャープペンシルとして再設計された。
この名機の開発を手掛けたのが、開発者の堀江隆氏だ。オートバイのハンドルグリップから着想を得たという立体的なラバーグリップや、蛇腹形状のノック部など、男心をくすぐるデザインが随所に盛り込まれた。その標準モデルである「Q1005-1」は、発売当時から変わらぬ基本構造を守り続け、現在も伝説のロングセラーとして文房具業界に燦然と輝いている。