父親から受け継いだ鋭い感性を武器に、間宮は若手俳優の登竜門を駆け上がっていった。実力派がひしめく大手事務所「トライストーン・エンタテイメント」に所属後、彼の才能は一気に開花する。学ラン姿で凄むヤンキー役と普通の高校生役の見事な二面性を演じ分けたフジテレビ主演ドラマ『ナンバMG5』では、お茶の間の圧倒的な支持を獲得した。
さらに、社会現象を巻き起こした映画『東京リベンジャーズ』シリーズでの冷徹な黒幕・稀咲鉄太役や、大ヒットを記録した主演サスペンス映画『変な家』での怪演は、彼の評価を決定づけた。作品ごとにまったく異なる顔を見せるカメレオンぶりは映画業界内外から大絶賛を浴びているが、こうした役作りへの徹底的なこだわりも、かつて実家で父親と鑑賞した数多の名作映画から吸収した演出意図の理解力に裏打ちされている。