三陸とはどこからどこまで?由来やリアス海岸の魅力と最新観光ガイド

三陸とはどこからどこまで?由来やリアス海岸の魅力と最新観光ガイド

三陸とはどこからどこまで?由来やリアス海岸の魅力と最新観光ガイドについて徹底解説いたします。専門家の見解をお届けします。

かつて三陸の沿岸部は、複雑に入り組んだリアス海岸の地形ゆえに道路の線形が悪く、南北の移動に膨大な時間を要する「陸の孤島」と呼ばれる側面がありました。しかし現在、その交通事情は劇的な変貌を遂げています。

復興のリーディングプロジェクトとして整備された三陸沿岸道路(愛称:三沿道・サンロク)は、宮城県仙台市から青森県八戸市までの総延長約359kmが完全直結。高速かつ一部を除き通行無料で利用できる大動脈として機能しており、かつて仙台〜八戸間で約8時間半かかっていた所要時間は、約5時間程度へと大幅に短縮されました。

同時に、地元住民の足であり全国の旅情を誘う三陸鉄道(リアス線)は、久慈駅から盛(さかり)駅までの163kmを一本のレールで結ぶ日本最長の第三セクター鉄道として運行を続けています。車窓から望む青い太平洋のきらめきと、トンネルを抜けるたびに広がる小さな入り江の集落風景は、鉄道旅ならではの醍醐味です。

2泊3日で巡る三陸縦断ゴールデンモデルコース

  • 1日目(北三陸エリア): 八戸駅(東北新幹線)出発 ➔ 八戸「館鼻岸壁朝市」または「みろく横丁」散策 ➔ 種差海岸の天然芝生を散策 ➔ 三沿道を利用して南下 ➔ 久慈市で「あまちゃん」のロケ地や久慈琥珀博物館を見学 ➔ 田野畑村「北山崎」の大断崖を展望 ➔ 宮古市(浄土ヶ浜の夕景)宿泊
  • 2日目(中三陸・南三陸エリア): 早朝の浄土ヶ浜で「さっぱ船」アドベンチャー ➔ 宮古駅から三陸鉄道リアス線に乗車し、美しい車窓風景を堪能 ➔ 釜石市「鉄の歴史館」または「釜石鵜住居復興スタジアム」見学 ➔ 陸前高田市「高田松原津波復興祈念公園・奇跡の一本松」を訪問 ➔ 気仙沼市へ移動し、地元の海鮮市場「海の市」でフカヒレ料理を堪能 ➔ 気仙沼宿泊
  • 3日目(南三陸〜仙台エリア): 気仙沼「みらい創造会議」発信のまちづくりや気仙沼大島「亀山」展望台へ ➔ 南三陸町「南三陸さんさん商店街」でお買い物&キラキラ丼ランチ ➔ 女川町のシーパルピア女川で散策 ➔ 石巻市「石ノ森萬画館」見学 ➔ 仙台駅へ到着・帰路へ

レンタカーを駆使した快適なドライブと、絶景ポイントを鉄道で味わうハイブリッド型の旅程を組むことで、三陸の広大な魅力を余すところなく体感できます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。