次に注目すべきは中間部分にある「魔剤」という単語だ。これは単に「マジ(本気)」の口語的言い換えであると同時に、若者の間で爆発的な人気を誇るエナジードリンク「モンスターエナジー」を指す愛称としても広く流通している。
過密なスケジュールや深夜のゲームプレイ、受験勉強に追われる現代の若者にとって、高カフェイン飲料は日々のエネルギー補給に欠かせない相棒だ。刺激的な味わいと独特のパッケージデザインが醸し出すアングラ感が「魔剤」という怪しげな響きと見事にかみ合い、若者たちのライフスタイルやカルチャーを表現する象徴的な言葉として定着したのだ。