番組を語る上で欠かせないのが、視聴者を魅了した個性豊かな動物たちと、動物たちと深く関わった人々です。放送終了後、彼らがどのような環境で生活を送っているのか、現地取材データや公式報告をもとにその実態を紐解きます。
熊本県阿蘇市の動植物パーク「阿蘇カドリー・ドミニオン」で天才的な知能と愛嬌を見せ、志村園長との名コンビで社会現象を巻き起こしたチンパンジーのパンくんは、2026年現在も同園のチンパンジーの森で穏やかな日々を過ごしています。繁殖適齢期を迎えたことでテレビ出演などのステージ活動からは完全に引退し、群れの中での自然な社会生活を営んでいます。パートナーのポコちゃんとの間に誕生した愛娘・プリンちゃんもすくすくと成長し、かつてのパンくんを彷彿とさせる利発な姿で来園者を見守っています。
また、志村園長が極度の人間不信に陥っていた元野犬のチビと心を通わせていくドキュメントは、番組史上屈指の名企画として知られています。散歩すら拒絶していたチビが、志村園長の根気強い愛情によって心を開き、最終的には志村さんの私生活における愛犬として引き取られ、最期まで温かい家庭で天寿を全うした事実は、今なお多くの愛犬家の心を揺さぶり続けています。
一方、静岡県神栖市で多くの保護動物と暮らす「神栖の動物大家族」として人気を博した白井家については、放送中から放送後にかけて飼育環境や運営方針をめぐる様々な週刊誌報道やネット上の議論が巻き起こりました。一部のトラブル報道を受けて一時的に批判が集中したものの、その後は法的・衛生的な飼育管理体制の是正が進められ、SNS等を通じて現在の保護動物たちのリアルな日常や譲渡活動の様子を独自に発信し続けています。