富士スタジアム北コースは本当に難関か?尾崎将司の罠と攻略法を徹底検証

富士スタジアム北コースは本当に難関か?尾崎将司の罠と攻略法を徹底検証

富士スタジアム北コースは本当に難関か?尾崎将司の罠と攻略法を徹底検証についての疑問解決ガイドをお届けします。

富士スタジアムゴルフ倶楽部北コースのレイアウトを紐解くと、アウト・インそれぞれに明確なドラマ性が用意されていることが分かります。自然の起伏を巧みに活かしたフラットな造形美の中に、大小さまざまな池が絡むホールが実に8ホール以上存在し、視覚的な重圧を絶え間なくかけてきます。

特に多くのプレーヤーがスコアを崩すのが、インコースの上がりホールです。名物ホールとして名高い18番(パー4)は、左サイド全体に広がる広大なウォーターハザードと、クラブハウスを背景にした美しい景観が特徴ですが、少しでも引っかけたり風を読み違えたりすれば即座に池へと吸い込まれます。「最後にドラマが起きるホールを」という尾崎氏の意図が色濃く反映された象徴的なレイアウトです。

そして、レイアウト以上にゴルファーを苦しめるのが富士スタジアムゴルフ倶楽部北コースのグリーン攻略です。採用されているベントのワングリーンは非常に広大で、アンジュレーション(起伏)が複雑に入り組んでいます。芝のコンディションが良いハイシーズンには、スティンプメーターで10フィートから11フィート近いトーナメント並みの高速セッティングに仕立てられることも珍しくありません。

ピンが切られた段と同じ面に落とさなければ、平気で15〜20メートルのロングパットを残すことになり、3パットどころか4パットの危険すら潜んでいます。現場のベテランキャディが口を揃える富士スタジアムゴルフ倶楽部北コースの攻略法の鉄則は、「ピンが奥にあっても絶対に手前から攻めること」です。奥につけると下りの強烈な傾斜が待ち構えており、ボールがグリーンをこぼれ落ちるケースすらあるため、徹底した落としどころのマネジメントが要求されます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。