取材班が都内の主要大学周辺やSNS、オンラインコミュニティで調査を行ったところ、表面的な楽しさの裏に潜むリアルな摩擦が多数浮き彫りになりました。
「新歓のBBQで先輩たちが優しくしてくれたので入会したら、翌週から謎のセミナーへの参加を強要された。断ろうとすると『仲間を裏切るのか』と深夜までLINE電話で問い詰められた」(都内私立大2年・男性)
「他大学の男子学生と仲良くなれると聞いて参加したテニスインカレだったが、実態はテニスコートを一度も使わず、週末ごとの強制参加飲み会ばかり。女子は男子幹部の隣に座らされてお酌を強要され、少しでも嫌な顔をするとサークルのグループLINEから追放された」(女子大3年・女性)
こうしたインカレサークルのトラブルや評判に共通しているのは、「入会前の説明と活動実態の極端なギャップ」です。最初はアットホームな雰囲気を演出し、新入生が孤立しやすい春先の心理に巧みにつけ込みます。一度所属意識を持たせてから要求をエスカレートさせる手法は、カルトや悪質商法とまったく同じ心理的トラップと言えます。