かつては併設校である和洋女子大学への進学が主流であった時代もありましたが、現在の出口戦略は劇的な変化を遂げています。2026年最新の進学実績を牽引しているのは、外部の難関私立大学や医療・看護・薬学系学部への積極的な進出です。
学校側が公開している進路データによると、現在、和洋女子大学への内部進学を選択する生徒の割合は約20〜30%程度に留まっています。残る70%以上の生徒が外部の四年制大学への進学を選択しており、その内訳はGMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)や成成明学獨國武、日東駒専、さらには津田塾や東京女子、日本女子といった伝統ある女子大学群にまで幅広く及んでいます。また、文理融合教育の推進により、看護・医療技術系への進学率が高い点も女子校としての確かな特色です。
ここで特筆すべきは、和洋女子大学への内部進学の経緯と現行制度の巧みな設計です。同校では「内部推薦権を保持したまま外部大学を受験できる併願制度」が整備されています。受験生は「最悪の場合でも進路が途絶えない」という心理的セーフティネットを確保した上で、一般選抜や総合型選抜、学校推薦型選抜で外部難関大に挑戦できるため、背水の陣に追い込まれずに実力を遺憾なく発揮できる構造が整っています。