日本の産業を先頭で牽引する総合商社の中でも、際立った収益力を維持しているのが三井物産株式会社だ。社長兼CEOの堀健一率いる同社は、従来の資源ビジネス依存からの脱却を推し進め、エネルギー分野のグリーン化と新素材産業への投資を拡大させている。
次世代燃料として期待されるアンモニアや水素のサプライチェーン構築に加え、医療・ヘルスケア分野でのグローバル展開を強力に推し進める。堀健一氏が掲げる成長戦略は、目先の利益追及にとどまらず、社会課題の解決を自社の収益源へと転換する強靭なビジネスモデルの構築を目指す。資源高の追い風を活かしつつ、次なる時代を見据えた事業構造の転換が着実に実を結びつつある。