緊迫した謝罪会見がなぜ「伝説」と呼ばれるに至ったのか。最大の要因は、本人が至って真剣に、極限の緊張感の中で発した言葉が、結果として類稀なる天然発言と名言の宝庫になった点にあります。
「相手が10代だと気づいたきっかけは?」という鋭い質問に対し、狩野英孝は「野生の勘というか……」と回答。さらに、なぜ相手の年齢確認を怠ってしまったのかを問われると、「僕が感情が高ぶってしまったというか、恋愛感情を持ってしまった」と生々しくも愚直すぎる心情を吐露しました。また、女性の父親と面会した際のやり取りを問われた際には、「お父様から『うちの娘がご迷惑をおかけしてすみません』と頭を下げられました」と明かし、記者席から思わず失笑が漏れる場面も見られました。
会見中、狩野英孝の額や首筋からは異常な量の汗が噴き出し、ワイシャツが透けるほどの「汗だく」状態に陥っていました。この理由について後に本人は、「極度の緊張とプレッシャーに加え、スタイリストもおらず自前のスーツを着て、空調の効かない壇上でスポットライトを浴び続けたため」と振り返っています。嘘をついて誤魔化そうとする汗ではなく、追い詰められながらも何とか正直に答えようともがくその必死な姿は、追及の手を強めようとしていた芸能記者たちの攻撃意欲を完全に削ぎ落としました。