指圧に加えて極めて高い効果を発揮するのが、市販の台座灸(せんねん灸など)を用いた温熱療法です。冷えは胃腸の血流を低下させ、胃の排出機能を著しく遅らせるため、胃内に停滞した内容物が逆流しやすくなります。
特にお灸を据えるべき位置は、「中脘」「足三里」、そして下腹部にある「関元(へそ下指4本分)」です。ツボの位置に台座灸を置き、心地よい温熱がじんわりと深部に伝わるのを感じることで、内臓体性反射が誘発され、胃粘膜の保護粘液分泌が促進されます。1日1回、入浴後などのリラックスしたタイミングでお灸を据える習慣は、慢性的な胸焼け体質の改善に大きく寄与します。