夜間に訪れる買い物客を悩ませるのが、迷宮のような店内の渋滞とレジ待ちの列である。深夜0時を過ぎても、週末ともなれば駐車場への右折入庫待ちが発生するほどだ。深夜営業の恩恵を最大化するには、時間帯と歩き方の設計が欠かせない。
混雑のピークは23時から深夜1時半。仕事帰りの単身者や家族連れが集中し、主通路はカートの往来すら困難になる。狙い目は深夜2時半から早朝4時台。この時間帯に入ると店内は静まり返り、スタッフによる品出しが本格化する。つまり、最も新鮮な陳列棚を誰よりも早く、ゆったりと吟味できる黄金時間なのだ。
回遊ルートにも鉄則がある。正面入口から入ったら、エスカレーターで一気に上層階へ上がり、日用品や消耗品を上から順に回収しながら下りてくる。最後に1階の生鮮・食品フロアを攻め、即座にレジへ抜けるのが最も体力を削られない。重い飲料水や生鮮品を最初にカゴへ入れると、迷路のような通路で身動きが取れなくなる。