白熊ピースの現在(2026)健康状態と高市さんとの絆・奇跡の記録

白熊ピースの現在(2026)健康状態と高市さんとの絆・奇跡の記録

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ピースの歩みは、決して平坦なものばかりではありませんでした。10歳を迎えた2009年頃から「てんかん様発作(けいれん発作)」を発症。突然意識を失い、全身を激しく震わせる発作は、飼育チームや全国のファンに大きな衝撃を与えました。

水深のあるプールで発作が起きれば、重度の溺水事故につながりかねません。とべ動物園ではこの危機に対し、即座に以下の抜本的な医療・飼育オペレーションを確立しました。

  • 投薬治療の徹底:好物の食べ物に抗てんかん薬を混ぜ、毎日の規則正しい投薬を15年以上継続。
  • 展示プールの水位調整:万が一発作が起きても足がつくよう水深を制限し、スロープを増設。
  • 24時間体制の監視カメラ:寝室および放飼場に高精度カメラを配置し、発作の兆候や異常行動を即座に検知。
  • 高齢化に伴う段差軽減:加齢による関節への負担を減らすため、獣舎内の段差に緩やかな傾斜を設置。

報道関係者の取材資料や飼育日誌によると、現在では発作の頻度は大きく抑えられており、発作が起きた際にも迅速な救急対応ができる体制が整っています。老齢期を迎えた現在、獣医チームはてんかんだけでなく腎機能や肝機能の数値チェック、歯の摩耗状態など、シニア特有の総合医療ケアへとシフトしています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。