インターネットやストリーミングサービスの普及に伴い、坂本慎太郎に対する海外の反応は急速に過熱しました。アメリカの有力音楽メディア「Pitchfork」での高得点レビューをはじめ、名だたる海外アーティストからのラブレターが絶えません。
パンクのゴッドファーザーであるイギー・ポップ(Iggy Pop)が自身のBBCラジオ番組で楽曲を絶賛プレイしたほか、デヴェンドラ・バンハートやマック・デマルコといった現行インディーシーンの重要人物たちもファンを公言しています。さらに、海外ツアーのチケットは発売直後に完売が相次ぐ事態となりました。
日本語特有の語感とリズムを活かしながらも、音響的な快楽とメロディの普遍性を両立させているため、言語の壁を軽々と越えてリスナーの耳を捉えています。シティポップの再評価ブームとは一線を画す、オルタナティブで普遍的な音楽性が世界中で支持されている最大の要因です。