1993年4月クールに放送された『ひとつ屋根の下』において、中谷美紀が演じたのは柏木家の三男・和也(いしだ壱成)が通う高校の同級生、三波涼子(みなみ りょうこ)役である。
登場したのは主に第3話「兄ちゃんの失恋」を中心としたエピソード。和也が好意を寄せるマドンナ的存在として描かれ、どこか憂いを帯びたミステリアスな女子高生を瑞々しく演じきった。当時はいしだ壱成が演じる和也の不器用な青春模様と絡み合い、物語に爽やかな風を吹き込む重要なスパイスとなっていた。
セリフの数こそ限定的だったものの、カメラが彼女の表情を捉えた瞬間の透明感は当時から突出しており、業界関係者やドラマファンの間で「あの美少女は一体誰なのか」と大きな反響を呼んだ。