インターネット上のコミュニティ(SNS、5ちゃんねる、Yahoo!知恵袋など)におけるくっきー!への評価は、この10年で劇的なパラダイムシフトを遂げました。
かつて関西ローカルを中心に出演していた時代は、「何が面白いのか理解できない」「見た目が怖すぎる」「深夜以外では見たくない」といった拒絶反応が一定数存在していました。しかし、独自の個展『超くっきーランド』の開催や、絵本『えんとつ町のプペル』のカバーアートパロディ、国内外でのアートフェア受賞などを契機に、「意味不明な狂気」が「純度の高いポップカルチャー」として再定義されることになります。
現在のネット上の声(ユーザーボイス)を分析すると、以下のような傾向が顕著です。
- 「最初は生理的に無理だったのに、気づいたらグッズを買うほどハマっていた」
- 「ジェニーハイのベースを弾いている姿が普通にかっこよくてギャップにやられた」
- 「YouTube(くっきー ! のサックしチャンネル)でのバイクやヴィンテージ古着へのこだわりを見ると、筋金入りのカルチャー好きであることがわかる」
このように、「怖いもの見たさ」で接したユーザーが、彼の持つ底知れない技術力、カルチャーへの深い造詣、そして根底にある人懐っこさに触れることで、熱烈なコアファンへと転換していく構造が確認できます。