東宝とNetflixの共闘が意味するのは、単なる国内ヒットを狙った作品ではないということだ。邦画のスケール感を一気に世界基準へと引き上げる挑戦であり、日本の映画産業全体にとっても大きなエポックメイキングとなる。
特に山崎貴監督が得意とする最新のVFX技術と、実物大で建造された巨大な船体セットの融合は、洋画の大作アクションにも引けを取らない仕上がりを見せている。緊迫した船内描写と、どこまでも広がる無慈悲な大海原の対比。息をのむテンポで展開する海洋サスペンスの緊張感は、一度観始めたら途中で画面から目を逸らすことを許さない。