テレビアニメ『スラムダンク』の第4期エンディングテーマとして起用されたことが、この曲の運命を決定づけた。インターハイ予選が佳境を迎え、湘北高校バスケットボール部が死闘を繰り広げるストーリー展開と、イントロの疾走感溢れるサウンドが見事にシンクロした瞬間である。
アニメソングという枠組みを超え、日常の苦悩や挑戦に立ち向かうすべての人への応援歌として広がった背景には、緻密なタイアップ戦略が存在した。制作現場では、映像のカット割りとメロディの転調タイミングを合わせるため、微細な調整が繰り返されたという。夕暮れの体育館や選手たちの汗ばむ表情と重なる楽曲の叙情性は、視聴者の記憶に鮮烈な焼きつきを残した。