ポケモンファンアート評判をリサーチすると、近年の読者層が求めているのは「神絵師による超絶技巧の写実画」だけではないことが分かります。むしろ、デジタルツール全盛の時代だからこそ、クレヨン風のブラシや水彩テクスチャを用いたポケモンイラスト手書きテイストが強い共感を呼んでいます。
ファンの声を取材すると、以下のような生々しい実態が浮かび上がってきます。
「超美麗なバトル絵はもちろんカッコいいけれど、保存してスマホの待ち受けにするのは、おにぎりを食べているパモや丸まって寝ているイーブイのような、ゆるくて生活感のあるイラスト。仕事で疲れた帰り道に見ると本当に救われる」(20代・Webデザイナー) 「公式の杉森建さんや歴代のポケモン公式絵師イラストが持つ水彩の淡いタッチや線の温かみをリスペクトした二次創作が好き。線のブレや塗りのムラすらも味になるのが手書き風イラストの強みだと思う」(30代・イラストレーター)
また、PCやスマートフォンの画面を彩るゆるいポケモンイラスト壁紙として制作・共有される作品は、コントラストが強すぎず目に優しいペールトーン(淡い色彩)が好まれる傾向にあります。視覚的刺激過多な情報社会において、イラストが「精神的オアシス」としての役割を担っている証拠といえます。