上原さんにとって、人生の最大の支えであり生きる原動力だったのが、種子島で貧しい暮らしを支え続けてくれた母親・藤子さんでした。上原さんはテレビに出演するたび「早く売れてお母さんに立派な家を建ててあげたい」と語り、仕送りや親孝行を何よりも大切にしていました。
ところが、ブレイクの絶頂期にあった2010年3月、母・藤子さんが心筋梗塞のため急逝してしまいます。一番の恩返しをしたかった最愛の母を突然失った衝撃は計り知れず、彼女の精神的バランスは大きく崩れ始めました。
母の死後、上原さんは周囲に対して気丈に振る舞い仕事を続けていたものの、親しい友人や関係者には「お母さんのもとへ行きたい」「何のために頑張っているのかわからなくなった」と漏らすようになり、深い喪失感と孤独に苛まれていたことが明かされています。