池のほとりに静かに佇む「松聲閣(しょうせいかく)」は、細川家の学問所として建てられ、一時期は細川護立公の住まいとしても使用された木造建築です。関東大震災や戦災を免れた貴重な建物は、2016年に大規模な耐震改修と保存整備を完了し、格式高い和の意匠を保ったまま一般公開されています。
1階に設けられた喫茶スペース(休憩所「椿」)では、庭園の緑を額縁のように切り取る大きな窓越しに、本格的な抹茶と和菓子のセットを堪能できます。利用者の間でも非常に評価が高く、SNSや口コミサイトでも「都内とは思えない静けさの中で贅沢な時間が過ごせる」と絶賛されています。
提供されるお菓子は季節ごとに厳選されており、細川家ゆかりの熊本銘菓である「加勢以多(かせいた=カリンのジャムを挟んだもち粉の焼き菓子)」や、季節の上生菓子が選べます。呈茶料金は一服あたり500円〜700円前後と非常に良心的で、散策途中の特別な休息として人気を集めています。