居酒屋業界において独自のポジションを確立している株式会社鳥貴族ホールディングス。同社がこれまで新潟進出を足踏みしていた最大の理由は、看板である「鮮度」の維持にあった。冷凍肉を一切使わず、新鮮な肉を各店舗で一本ずつ串打ちする徹底したこだわりは、既存の配送拠点から離れた地域への展開において大きなボトルネックとなる。
外食産業が直面する物流費高騰の波の中で、全品均一価格居酒屋としての高いコストパフォーマンスを維持することは容易ではない。特に鮮度の高い国産鶏肉を安定して配送するためには、独自のチルド物流拠点の整備が不可欠だった。今回の進出は、同社が信越エリアにおける供給網を完璧に構築できた証拠だ。