最上階の12階に鎮座する巨大な球体。それが「コスモプラネタリウム渋谷」だ。光学式投影機と全天周デジタル動画システムを融合させた直径17メートルのドームは、渋谷の空に本物の満天の星を再現する。民間の天文教育・科学館事業がエンターテインメント重視へとシフトするなか、ここでは個性豊かな解説員による生解説プログラムが頑なに守り継がれている。
座席選びにも独自のノウハウがある。全120席のうち、ドーム後方に配置されたリクライニングシートは、首への負担が極めて少なく、視界いっぱいに星空が広がるベストエリアだ。特に中央最後列付近は、投影機の死角にならず全天を均等に見渡せるため、オープン直後から真っ先に埋まる。また、2脚用意された独立回転シートは、自分の好みの角度に身体を向けられるため、星空の動きを自由に追尾したいリピーターに熱狂的な支持を受けている。