「このギャグは一体誰が最初に言い始めたのか?」という疑問は、長年多くのレトロカルチャーファンの間で議論の的となってきました。結論から言えば、特定のコメディアンが商標登録のように生み出した単独ネタというより、大衆演芸やテレビ番組の掛け合いを通じて自然発生的に広まったというのが有力な説です。
昭和40年代から50年代にかけて、テレビのバラエティ番組や寄席の舞台で活躍していたコメディアンや落語家たちが、アドリブや漫談の小道具として使い始めたことがブームの引き金となりました。当時絶大な人気を誇った演芸番組や、『オレたちひょうきん族』『8時だョ!全員集合』といったお笑い番組の隆盛とともに、子供から大人まで真似する国民的フレーズへと昇華したのです。
また、当時のカミソリメーカーによるテレビCMのフレーズや、少年誌に連載されていたナンセンスギャグ漫画の台詞が影響を与えたという証言もあり、複数のメディアが重なり合って定着した文化遺産といえます。