日本のポップカルチャー史を辿れば、どの時代にもお茶の間やファンを熱狂させた緑のアイコンが存在する。『ガチャピン』のように長年世代を超えて愛される国民的タレントから、『ドラゴンボール』のピッコロ、『新世紀エヴァンゲリオン』の初号機が魅せた鮮烈な差し色、そして『鬼滅の刃』の竈門炭治郎が羽織る市松模様に至るまで、ヒットの現場には常に緑のアクセントが効いていた。
とりわけ近年は、単なるサブキャラクターの枠を超えて、物語の核を担う重要な役回りに緑が選ばれるケースが目立つ。2026年の今、往年の名作リメイクで再び注目を集める往年の名キャラと、SNS発の新しい感性で生まれた新時代のキャラが重なり合い、緑の系譜はかつてない豊かな広がりを見せている。