そもそもこの鉄像は、地元の鉄工技術を持つ男性が地域を元気づけようと手作りで制作し、2010年頃に設置されたものだ。作者自身は2013年にこの世を去ったが、彼が残した遺産は、地域のボランティアや有志の手によって大切に維持・管理され続けている。
地元の住民はこう振り返る。「最初は『なんだか変なロボットができたな』くらいに思っていたんですよ。でも作者が亡くなった後も、遠方からわざわざ見に来てくれる人が途切れなかった。みんなが笑顔で写真を撮っていく姿を見て、この像が地域の宝物なんだと気づかされました」。錆の補修や周辺の草刈りなど、目立たないメンテナンスが今も地元有志の手で続けられている。