最終回が叩き出した数字は、まさに異次元だった。ビデオリサーチの世帯視聴率調査で記録された「40.0%」という大台は、テレビ離れが囁かれ始めていた当時において驚異的な奇跡であり、瞬間最高視聴率は42.8%にまで跳ね上がった。日本テレビ放送網の水曜ドラマ枠から生まれたこのモンスター作品は、日本のテレビドラマ史におけるひとつの到達点となったのだ。
SNSが爆発的な拡散装置へと変貌を遂げつつあった時代背景も見逃せない。「次はミタがどんな無茶な命令を実行するのか」「彼女は一体何者なのか」という考察がネット上を駆け巡り、翌日の学校や職場での会話を完全に独占した。テレビの前でリアルタイムに息を呑むという集合的体験を、本作は日本全国に再提示してみせたのである。