「いってらっしゃいエレン」の意味と伏線回収|第1話の涙から結末を解剖

「いってらっしゃいエレン」の意味と伏線回収|第1話の涙から結末を解剖

「いってらっしゃいエレン」の意味と伏線回収|第1話の涙から結末を解剖の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

結末に関してネット上の一部で広まった誤解として、「エレンはミカサに嫌われたくて冷たく当たっていた」というものがあります。マーレ編においてエレンが「ずっと前からお前が嫌いだった」とミカサに言い放ったシーンは、読者にも強いトラウマを残しました。

しかし真相は真逆です。エレンは第139話でアルミンに対し、「ミカサには男ができてほしくない」「一生俺だけを想っていてほしい」と情けない本音を泣き叫びながら吐露しています。冷酷な態度をとったのは、自分の死後にミカサが自分への執着を捨てて幸せに生きていけるようにするための不器用な自己犠牲であり、精神的な防衛反応でした。

【プロの結論】物語を120%味わい直すための再鑑賞基準

『進撃の巨人』は、一度すべての真相を知った状態(結末のネタバレを理解した状態)で最初から読み返すことで、全く異なる凄みを放つ作品です。

  • 今すぐ第1話から再読すべき人:キャラクターの細かな視線誘導やセリフの二重の意味(ダブルミーニング)、エレンの行動原理の矛盾の答え合わせを楽しみたい方。
  • アニメ版を中心に追うべき人:WIT STUDIOからMAPPAへの演出のバトンタッチ、澤野弘之氏・KOHTA YAMAMOTO氏の音楽と連動した感情の爆発を体感したい方。
石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。