言葉の流行は、ついには音楽シーンへも波及した。アイドルグループのWEST.がリリースした楽曲『知らんけど』は、その象徴的な事例と言える。
センターを務める重岡大毅をはじめとするメンバーたちが、スタイリッシュなメロディに乗せてシュールな歌詞を歌い上げる姿は、邦楽ポップスの常識を心地よく打ち破った。クールな曲調でありながらサビで何度も繰り返されるフレーズは、リスナーの脳裏に強烈なインパクトを残す。エンタメの最前線に立つアーティストが本気で遊ぶ姿が、若者層を中心にTikTokやYouTubeで瞬く間に拡散された。