何度も挙式を繰り返した最大の真相、それは彼女自身がデザイナー兼プロデューサーを務めるウエディングドレスブランド「Scena D'uno」の存在だ。9回に及ぶ挙式は、実質的に最高峰の新作発表会であり、世界一贅沢なプロモーションイベントだった。
自らがモデルとなり、最高のロケーションで最新作のドレスを身に纏う。その姿が各種メディアで一斉に報じられることで、ブランドの認知度と価値は爆発的に跳ね上がった。日本のウエディング業界において、デザイナー自身がアイコンとなり、自身の挙式を通じてドレスの魅力をリアルタイムに伝える手法は極めて斬新だった。セレブタレントとしてのセルフプロデュース力と実業家としての計算し尽くされた仕掛けが、ここに見事に結実している。