ネット上の掲示板やSNSでは「踏切が開かない」「治安が悪すぎて暮らせない」といった極端な意見も見られますが、現地の実態を取材すると実態と誤解の境界が見えてきます。
第一の注意点は、阪急京都線の線路が道路と平面交差している「御堂筋沿いの踏切」です。南方駅時刻表を見ると、朝夕のラッシュ時には準急・普通に加え、特急などの通過列車が高頻度で往来するため、いわゆる「開かずの踏切」状態が発生します。歩行者は地下歩道を利用できますが、自転車や自動車での東西移動には数分間のタイムロスが生じることを計算に入れておく必要があります。
第二に、騒音問題です。上空を伊丹空港(大阪国際空港)へ着陸する航空機が通過するルートに近いため、日中は飛行機のエンジン音が響く時間帯があります。さらに地上を走る阪急電車の走行音や踏切の警報音、新御堂筋を走る自動車の走行音が重なるため、静寂な住環境を第一に求める場合は、二重サッシの有無など建物の防音性能を内見時に厳格にチェックすることが不可欠です。