もう一つの大きな変化は、デジタル技術の導入による利便性の向上だ。かつては窓口に足を運び、紙の申請書を提出しなければならなかった利用予約が、今やスマートフォンのアプリ一つで完結する。空き状況のリアルタイム確認やキャッシュレス決済の導入により、若者世代の利用率は劇的に向上した。
しかし、このデジタルシフトは光ばかりではない。長年、早朝のゲートボールやバドミントンを楽しんできた高齢者層からは、「操作が難しくて予約が取れなくなった」という悲痛な声も上がっている。一部の自治体では、窓口でのサポート員配置や、電話予約枠の一定数確保といったアナログな救済策を併用することで、このデジタルデバイド(情報格差)を埋める模索が続いている。