このブームを力強く後押ししているのが、劇的な進化を遂げる100円ショップ業界の品揃えだ。株式会社大創産業 (DAISO)をはじめ、デザイン性に定評のある株式会社セリア (Seria)、ユニークなキッチン雑貨やDIY用品を揃える株式会社キャンドゥ (Can Do)など、各店舗の売り場には工作用の安全素材やDIY用パーツが所狭しと並ぶ。
こうした動きは、従来の育児・玩具業界にも少なくない影響を与えている。高級な既製玩具を販売するメーカー側も、DIYブームが生み出す「既製品にはないカスタマイズ性」という市場ニーズを無視できなくなりつつある。手頃な価格で手軽に知育体験を提供するプチプラ文化は、育児シーンにおける玩具のあり方そのものを変革しつつあるのだ。