ファミリー層にとって最大の注目スポットは、新設された「どんぐりの森」エリアだろう。ここには、障害の有無に関わらずすべての子どもが一緒に遊べる「インクルーシブ遊具」が多数設置されている。プラスチックや金属の遊具を極力減らし、間伐材やロープといった自然素材で作られたアスレチックは、子どもたちの五感を刺激する。
泥遊びができるエリアや、裸足で歩くための専用レーンなど、都会の公園では規制されがちな「自由な遊び」がここには残されている。擦り傷を作りながらも笑顔で走り回る子どもたちと、それを温かく見守る大人たち。安全対策を徹底しながらも、あえて「少しの冒険」を残した設計思想が、現代の子育て世代から高い評価を得ている。